圏の内方へ傾斜させようとするモーメントで、いづれも支点はRyの作用点Q’である。定常旋回中には船の復原力と前記二つのモーメントの差が釣り合う角度θまで船体は傾斜する。従って、
(2)定常旋回中の船体積傾斜角
(4)式より
定常旋回中の船体検傾斜角(θ)は(6)式により求められる。
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